【医療×住宅】 未来は居住者の状態を自動感知する機能付き住宅へ移行する
みなさんは全国で自宅療養している人数をご存じでしょうか?
厚生労働省の2021年1月22日発表によると、「全国で3万5394人」になります。
新型コロナの影響もあり、医療機関にいくことができず、持病が悪化するケースもあり増加傾向です。
そんな中、積水ハウスが新しいプロジェクトを始動しています。
それは、「未来の家」です。
「家が健康をつくりだす未来」始まる
世界初の急性疾患早期対応ネットワーク「HED-Net」 パイロット PJ
首都圏の新築戸建住宅で生活者参加型の実証実験 12 月より順次開始
https://www.sekisuihouse.co.jp/library/company/topics/2020/20201210.pdf
「家が健康をつくりだす未来」をコンセプトに、住宅内で住居者のバイタルデータを非接触で検知・解析し、急性疾患発症の可能性がある異常を検知した場合に緊急通報センターに通知、オペレーターが呼びかけにより安否確認し、 救急への出動要請、そして救急隊の到着を確認し、玄関ドアの遠隔解錠・施錠までを一貫して行う仕組みになります。
住宅×医師
実は似たような取り組みで住宅×医師を展開している住宅メーカーがあります。
それは、「東急不動産」です。
居住者専用サイトと遠隔医療相談サービス「小児科オンライン」をつなげたサービスになります。
小児科オンラインではKids Publicに在籍している医師にオンラインでつなげることで支援する形態になります。
Kids Public
また、製薬会社も最近では医療×IoTということで様々な分野に進出しています。
近々、住宅メーカーと本格的にコラボをしていく企業が出てきそうな気がします。
(※すでにグルー会社で住宅メーカーが傘下にいるメーカーもあります。)
*1:積水ハウス プレスリリース引用