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糖尿病に罹患していた歴史上の有名人

糖尿病に罹患していた歴史上の有名人 糖尿病の現状 in 日本

糖尿病患者数は1000万人、年間医療費は1兆2,239億円、年間死亡人数は1万以上と言われています。

 

「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%であり、男女別にみると男性16.3%、女性9.3% である。「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%であり、男女別にみると男性 12.2%、女性12.1%である。

「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人と推計され、平成9年(1977)以降増加している。また、「糖 尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計され、平成9年(1977)以降増加していたが、平 成19 年(2007)以降減少している。

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糖尿病の症状 

多数が2型糖尿病になります。2型糖尿病の場合、初期症状はほとんどなく、早期発見が難しい。悪化すると、口の中が渇く、喉が渇く(水分を多く摂取するようになる)、トイレが近くなる、疲れやすくなる、体重が減るといった症状が起きます。

さらに悪化して慢性化すると、糖尿病網膜症(目の奥の網膜にある血管から出血が起こったり、異常な血管が網膜につくられたりして、視力の低下や失明などを引き起こす病気)、糖尿病腎症(腎臓の血管が破壊されて腎臓の機能が低下し、腎不全などを引き起こす病気)などの合併症を併発します。 

@糖尿病の治療法

1型糖尿病ではインスリンの必要量が足りていないため、速やかにインスリン注射によって補います。

2型糖尿病では、食事内容に気をつけたり(食事療法)適度な運動を行ったり(運動療法)することで症状を改善していく。食事療法は、炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランスよく取ることや、ビタミン、ミネラルなどを欠かさず取ることが大切です。

2〜3ヵ月ほど食事療法と運動療法を続けて、症状の改善が見られない場合には、経口血糖降下剤やインスリン注射あるいはGLP‐1受容体作動薬注射などによる薬物療法に切り替えます。

 糖尿病だった有名人

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徳川家康

徳川家康の肖像画は肥満体として描かれており、糖尿病的素因があったとも言われています。さらに壮年期は下腹が出ていて、自分では帯が締められず、周りの人達に助けを借りて着がえをしていたと言われています。

源頼朝

近衛家実の日記「猪隈関白記」には、「前右大将頼朝卿、飲水に依り重病」とあり、糖尿病だった可能性があります。

織田信長

織田信長は、「飲水病」にかかっていました。この「飲水病」は今でいうと糖尿病になります。また、「手足の痛み、しびれが強かった」という記録もあり、糖尿病神経障害を合併していた可能性があります。

 

 

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 夏目漱石

夏目漱石は、お酒は弱くそこまで飲まなかったようですが、大の甘党です。

糖尿病以外には、神経衰弱、胃潰瘍などに罹患していました。

トーマス エジソン

身長170センチ体重70キロ前後で肥満気味の体型をしていました。

仕事に熱中するあまり、不規則な生活、医者嫌いで84歳で他界しています。

 

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